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今回MG34の塗装見本を作るにあたって、ガンメタルの塗装表現をいろいろ試しておすすめレシピを考えたので紹介してみます。よかったら塗装の参考にしてみてください。下のほうで車載型の塗装例も載せています。
ちなみにこのmg34はディテールが繊細なので筆塗は厳しいと思います。エアブラシがおすすめです。
①ベース色 AVC01グラファイトブラック+Mr.カラー8シルバー 9:1~8:2
②上からウォッシング tamiya墨入れブラック+エナメルX-4 9:1~7:3 ?(勘で混ぜるので比率は適当です)
クレオスのグラファイトブラックはメタリックでありながら金属粒子感がほとんどなくていい色ですが
そのままでは暗くて後のウォッシングで明暗のコントラストを出しにくいので若干シルバーを加えています。
グラファイトブラックもタミヤ墨入れブラックも赤味の黒なのでブルーイングらしさを出すためにエナメルブルーを混ぜています。
試しに写真の彩度を落としたものと上げたものを並べました。ベース色の赤味のメタル色とウォッシングの青味の黒が色相のムラになっていい具合だとおもいます。ウォッシング塗料を半光沢にしても試しましたがテカテカしていまいちだったので艶消し系でやったほうがリアルになると思います。
あとクレオスのグラファイトブラックが限定色なので今後の流通がすこし心配です。
ストックの形状は肩が当たる部分の滑り止めに淵があるベークライト製を再現しています。
ただこのサイズだとお好みで木製として塗装しても問題ないかなと思います。
グリップは黒いベークライト製なのでエナメル黒で軽く塗装しています。
こちらは車載型を塗装してみました。弾薬袋の色味は大体こんなものかと思います。(袋部分はもっとカーキやグレー系とか種類はありそうです)細かいのでヘッドルーペや顕微鏡がほしいところ。
弾薬袋の蓋や口の部分は艶消し黒になっていますが、実物は結構ツヤのある黒のようです。
このMG34のセットに入っているベルトリンクは熱で曲げて使用します。普通は曲げてから塗装だろうと考えていましたが、塗装してから曲げられるか試してみました。
なぜかというと曲げるとマスキングがやりにくくなるので直線の状態でマスキングしてエアブラシで塗装して(下地にフィニッシャーズのプライマーを使用)後から70℃のお湯で曲げてみました。
塗装がはがれる心配がありましたが何とかいけました、念のために竹ピンセットを使っています。
マスキングの手順は黒→カーキ→ゴールドで塗装しました。始めは逆順でやってしまったのでマスキング位置が狙いにくくずれて失敗しました。ちなみに薬莢部分が真鍮製のものもあるみたいなので黒、金の二色でもいいと思います。
とりあえず私はこんな感じでした。筆塗に苦手意識があるのでなるべくエアブラシで塗りましたが、筆でさっと塗れてしまう方もいると思いますし。もっとやりやすい手順があるかもしれないですが、ご参考になればと思います。