I号戦車B型パーツセットを販売開始しました。
I号戦車B型パーツセットの販売ページ
マウスモデラーのAmazon販売ページ
(eBayへの出品は7月半ばくらいに予定しています。もうしばらくお待ちください)
このセットはタミヤ、タコム、アカデミーのキットに対応できるようにジャッキや車幅灯など、調整したパーツが付属します。
今回もアハトゥンクパンツァーやパンツァーメモ(https://panzermemo.web.fc2.com/)でおなじみの尾藤満氏に資料提供、監修を手伝っていただきました。考証面も手堅く仕上がっています。
以下に組み立て時に気が付いた部分をまとめてみました。製作の参考にしていただければと思います。
車体後部の通気スリットのパーツは細長いため、3Dプリントの性質上どうしてもアーチ形にゆがんでしまいます。
ドライヤーの熱風で柔らかくして・・・
直線のものに押し当てて歪みを修正します。
キットパーツにしっかり貼り付けて、さらにプラ材で裏打ちをします。(写真はタミヤ3mm角プラ棒)
広い面積を瞬間接着剤で固定することで、事後変形を防止します。
こちらのグレーチングは写真の矢印の方向に収縮が起こっています。
体積の小さい部分が収縮しやすいためと考えられます。
こちらもドライヤーで温めて、ちぎれないように注意しながら引き伸ばします。
UVライトで追加で硬化させておきます。
写真の赤線部分でしっかり固定しておきます。
隙間が広く内部がよく見えてしまうのでメッシュエッチングパーツを追加するのもいいと思います。
以前のパンターGパーツセットでもクリーニングロッド&アンテナ収納ケースの歪みが気になっていましたが、タミヤ3mm角棒の角を少し削ったものを入れるのが効果的な解決方法だと思います。
金属線を入れると重くなりすぎるので、プラ材が丁度いいでしょう。
すでに組み立てた方には提案が遅くなって申し訳ないですが、これから組む方はこの方法を使ってみてください。
各部の社外装備品の取り付けに穴をあけていったのですが、
キットの位置決め穴を基にしてあけると位置決めがうまくいかないことが多いので慎重に作業を進めてください。
私はタコムのキットに考えなしにドリルで穴をあけてしまったため、後で位置を調整することになりました。
幸い装備品で隠すことができたので収めることができました。(クランクはタミヤのパーツを使用)
固定時にサラサラタイプの瞬間接着剤を使用すると、ひし形の滑り止めモールドの毛細管現象でどんどん流れていくので非常に危険です。削り取ることもできないので、必ずゼリー状の瞬間接着剤やエポキシ接着剤を使ってください。
ピンで差し込める部分は、サーフェイサーを接着剤の代わりにしたり、ハイグレード模型用接着剤CA-089を使用しました。やり直しがきく方法でつけるといいと思います。
赤い矢印で示した部分は折れやすいので注意してください。特にワイヤーカッターを止める金具は危険です。
塗装に入るまではマスキングテープでガードを作っておくといいと思います。緑の部分は積層婚が目立つのでサンディングしてください。
ワイヤーは0.4mm径を使うことを想定して作りましたが、スリーブの太さに余裕がないので、0.4mmドリルで穴をあけた後、裏側に切れ目を入れてニードルで押し広げてください。
クリヤーパーツはUVレジンをシリコン型で複製したものです。
塗分けの境界は溝になっているので、墨入れをして塗分けしやすいようになっています。「ガイアノーツ G-06r フィニッシュマスター」や「クレオス Mr.クリンスティック」でふき取ると綿棒よりシャープにふき取れます。
エアブラシ塗装にはハイキューパーツの円形マスキングシールが活躍しそうです。
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(eBayへの出品は7月半ばくらいに予定しています。もうしばらくお待ちください)
このセットはタミヤ、タコム、アカデミーのキットに対応できるようにジャッキや車幅灯など、調整したパーツが付属します。
今回もアハトゥンクパンツァーやパンツァーメモ(https://panzermemo.web.fc2.com/)でおなじみの尾藤満氏に資料提供、監修を手伝っていただきました。考証面も手堅く仕上がっています。
以下に組み立て時に気が付いた部分をまとめてみました。製作の参考にしていただければと思います。
車体後部の通気スリットのパーツは細長いため、3Dプリントの性質上どうしてもアーチ形にゆがんでしまいます。
ドライヤーの熱風で柔らかくして・・・
直線のものに押し当てて歪みを修正します。
キットパーツにしっかり貼り付けて、さらにプラ材で裏打ちをします。(写真はタミヤ3mm角プラ棒)
広い面積を瞬間接着剤で固定することで、事後変形を防止します。
こちらのグレーチングは写真の矢印の方向に収縮が起こっています。
体積の小さい部分が収縮しやすいためと考えられます。
こちらもドライヤーで温めて、ちぎれないように注意しながら引き伸ばします。
UVライトで追加で硬化させておきます。
写真の赤線部分でしっかり固定しておきます。
隙間が広く内部がよく見えてしまうのでメッシュエッチングパーツを追加するのもいいと思います。
以前のパンターGパーツセットでもクリーニングロッド&アンテナ収納ケースの歪みが気になっていましたが、タミヤ3mm角棒の角を少し削ったものを入れるのが効果的な解決方法だと思います。
金属線を入れると重くなりすぎるので、プラ材が丁度いいでしょう。
すでに組み立てた方には提案が遅くなって申し訳ないですが、これから組む方はこの方法を使ってみてください。
各部の社外装備品の取り付けに穴をあけていったのですが、
キットの位置決め穴を基にしてあけると位置決めがうまくいかないことが多いので慎重に作業を進めてください。
私はタコムのキットに考えなしにドリルで穴をあけてしまったため、後で位置を調整することになりました。
幸い装備品で隠すことができたので収めることができました。(クランクはタミヤのパーツを使用)
固定時にサラサラタイプの瞬間接着剤を使用すると、ひし形の滑り止めモールドの毛細管現象でどんどん流れていくので非常に危険です。削り取ることもできないので、必ずゼリー状の瞬間接着剤やエポキシ接着剤を使ってください。
ピンで差し込める部分は、サーフェイサーを接着剤の代わりにしたり、ハイグレード模型用接着剤CA-089を使用しました。やり直しがきく方法でつけるといいと思います。
赤い矢印で示した部分は折れやすいので注意してください。特にワイヤーカッターを止める金具は危険です。
塗装に入るまではマスキングテープでガードを作っておくといいと思います。緑の部分は積層婚が目立つのでサンディングしてください。
ワイヤーは0.4mm径を使うことを想定して作りましたが、スリーブの太さに余裕がないので、0.4mmドリルで穴をあけた後、裏側に切れ目を入れてニードルで押し広げてください。
クリヤーパーツはUVレジンをシリコン型で複製したものです。
塗分けの境界は溝になっているので、墨入れをして塗分けしやすいようになっています。「ガイアノーツ G-06r フィニッシュマスター」や「クレオス Mr.クリンスティック」でふき取ると綿棒よりシャープにふき取れます。
エアブラシ塗装にはハイキューパーツの円形マスキングシールが活躍しそうです。